伊藤英司のあやしい電子工作のお部屋

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リベンジ的文字列(たぶん前編)







1、発端

  前回制作した、100面さいころは非常にウケが悪かった。
 確かに、音は出ないし、動作ルーチンの作り込みも甘い。
 一見すると、何をやっているのかわからないし、10人中5人までが
 時限発火装置と間違えそうな形状だ。
  それは認めよう。が、現物を見せてやった数名(あえて名を秘す)
 の冷たい態度はいかんともしがたかった。
  「くっ、このままでは終わらんぞ!
        必ずアッと言わせるような物を作ってやる」
  復讐(?)を固く誓い、リゲ○ンを友に再び徹夜の日々を続けるのであった。

2、お題

  今回のお題はPIC16F84を使った電光掲示板である。
 電光掲示板といっても、表示部は縦5×横7のドットマトリクスLEDなので、
 英文字が限界だろうか?

3、部品

○PIC16F84
  前回も使ったような気がするデバイス。二年前から研究(?)を始め、
 「怪しい〜」の番外編でライターを買ったにもかかわらず、
 最近になってようやく使い方を覚えてきたなどとは口が裂けても言えない。
  どんな代物か知りたければ、よそのサイトを見てください(笑)

○ドットマトリクスLED
  某秋月に売られていたのを、研究目的半分、破壊目的半分で一年ほど前に購入。
 それから箪笥の肥やしとなっていたが、ようやく日の目を見ることとなった。
 十個で¥2000ぐらいだっただろうか。ピンアサインがわからなかったので、
 適当に解析した。
  今回は赤色しか使っていないが、ほかに緑色と橙色で点灯が可能である。

4、制作

  PICに電源逆接続なる愚行をするといかなる事態になるか、皆さんはご存知であろうか。
 答えは『瞬間的に、表面温度が燃えるような灼熱の温度になり永久破壊される』である。
  なぜそんな事を知っているのか、という質問疑問には一切答えない。ただ半分寝ぼけて、
 電源の赤いリード線と黒いリード線を あべこべに取り付けてしまっただけである。
 その後、鼻に付く独特の匂いをかぎながら、「半田ごてもこんなに早く暖まったら便利なのに」
 とぼんやりと考えていたあのは鮮明に覚えている。
  ちなみに表示させた文字は『HELLOW WORLD!!』。スペルが間違っているかもしれないが、
 技術的な問題から文字が書き換えられないようになってしまった。
  したがってもしスペルが間違っていると、中学生レベル(もしくはそれ以下)
 の英語能力を世に晒してしまうことになる。
 なんだかなぁ。

 

5、後日談

@秋葉原にて、今回使ったLEDの大型バージョンを発見。
 思わず買えるだけ買ってしまった。さて、何を作ろうか?
Aとあるホームページに、これと同様の電光掲示板の制作例を発見。
 しかも、文字列が変更可能!?
「くっ、先を越されたか!」

 ……次回は文字列変更可能な電子掲示板を制作します(予定)





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