第5話 上陸!狂乱の江ノ島

ガストを出た後も日射は容赦なく我々を照りつける。
時刻は2時過ぎ・・・
もっとも気温が高くなる時である。
更に追い討ちをかけるように、道のりはまだまだあった。

進めど進めど景色は同じ・・・

しかし、あるところで急に人通りが多くなったのだ。
そう、江ノ島が近くなったきたのである。
気づいたら人が多すぎて、自転車に乗るどころではなくなっていた。

我々も足となり、頑張ってくれた自転車を一旦止めて江ノ島散策に乗り出すことにした。

写真は小田急江ノ島線、片瀬江の島駅である。

どこに行っても人、人、人
そこには疲労困憊の我々を癒してくれる場所には無かった。

コンビニでアイスを食べ、江ノ島のメインストリートを歩き帰る。
できればもう少し休みたかったのだが、休む空間はどこにも無かった。

そして、我々が求めている何かはそこには無かった。
この旅はただ疲労物質をためるだけの旅だったのだろうか・・・

引き返す足取りはとても重く感じられた・・・

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