第4話 猛暑!灼熱の砂漠

湘南大橋を超えるとそこは見渡す限りのコンクリート砂漠と防砂林・・・
神奈川のタクラマカンの異名を持つ国道134である。

タクラマカンとは死の世界を意味し、一度入ったら出られない、という意味である。

今回の旅の一番の難所である。

照りつける灼熱の太陽、コンクリートからの反射熱、
そして何よりも旅も終盤にさしかかり、体力的にも精神的にも限界が近かったのだ。

せめてあと何キロなのか、それが判ればまだ楽だったのかもしれない・・・

そんな中、我々の目の前にガストが見えた。
きっとこれは天の救い(オアシス)に違いない。
我々はガストで休息を取ることにした。

腹が減っているせいだろうか。
YMT氏は冷やし坦々麺がとてもおいしいと言っていた。
しかし、後日気になって確かめてみたが、冷やし坦々麺は美味しかった。

「もうここでいいんじゃないか?」

そんな弱音がついに出てしまった。
江ノ島に目的があるわけではない。
辛くなったらどこで引き返してもかまわなかった。
しかし、我々はそれを認めなかった。

「江ノ島を目指す」

このメッセでの誓いは非常に固く、決して切れないもだと実感したのであった。

オアシスを旅立ち、再び江の島を目指す。
この旅路は果てしなく長いけれど、決して二人はあきらめないのであった。